ゼネラルユニオン

ゼネラルユニオンは 1991 年に「誰でも参加できる労働組合」として結成されました。

労働組合法第２条第４項は「何人も、いかなる場合においても、人種、宗教、性別、門地又は身分によつて組合員たる資格を奪われないこと。」と述べていますが、当時も今も、多くの労働組合の実際はこの条文とは離れたものです。

現在でも 2/3 以上の労働組合が「非正規労働者には組合加入資格がない」としています。

結成以来今日まで、ゼネラルユニオンはひたすら休みなく闘い続けてきました。とりわけ結成後の10 年余りは、「組合として存在し続ける」ことに必死でした。そしてこの時期は、大阪全労協加盟の組合の方々から本当に貴重な支援を頂き続けた時期でした。

我々は、法律で認められている権利、雇用の安定、適正な労働条件のために活動しています。権利を実際に獲得するために活動を続けてきただけです。そして、使用者がこの権利を認めようとしない時、この労使の対立はストライキを含む争議や裁判へとしばしば発展しました。

社会保険、雇用保険への加入資格の獲得、労働に応じた賃金の支払い、無期雇用契約の獲得、職場の安全・衛生の確保等のために、私たちは闘い続けてきました。そして現在、私たちは教育関係の労働者を中心とした、初歩的なレベルですが全国的な広がりを持つ労働組合となりました。まだまだ「道半ば」です。闘いの歴史の中で作られた「やると決めたら本当にやる」という文化は健在です。

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