バレンタインの日、 同志社大学で抗議行動
ゼネラルユニオンMARCH 2024
権利侵害が横行する学校法人同志社
同志社大学も同志社女子大学も無期転雇用契約を避ける傾向がある。特に研究を職務に持たない非常勤講師に対して、研究職向けの法律を無理やり適用し無期雇用契約の付与を遅らせている。2016年3月31日以降に働き始めた非常勤講師は雇用を最長10年に制限され無期雇用契約の権利を持てない状況だ。
また同志社香里中学校・高等学校も非常勤講師の雇用安定に否定的な姿勢が見られ、無期契約の非常勤講師の給与や授業の削減が行われている。学校側は、労働契約法に従い労働条件の一方的な切り下げをやめるよう求める労働組合の要求を拒否し続けている。
同志社国際学院初等部の教師たちは宿直やフィールドトリップ中の補助業務に関連する手当について懸念を表明しており、1月31日に組合員が正門前で学校側に抗議文を届けた。
ゼネラルユニオンは法を遵守し労働者の安心な働き環境の確立のため、適法な従業員代表の選挙や残業代の支払いを求めて抗議行動をしている。しかし、現在の労使交渉が不調であることから、労働者と学校法人同志社の間で闘争が発生している。
抗議行動敢行!
学校法人同志社傘下の各校から前向きな回答が得られなかったことから、1月31日及び2月14日に組合の抗議行動が行われた。組合はまた、裁判所、労働委員会の両方で使用者に対する訴訟を計画している。もちろん、組合はいつでも交渉による解決に前向きだ。
ゼネラルユニオンは学校法人同志社が法律を無視し、違法な従業員代表選挙を続け、大学・学校での問題を放置していることを強く批判している。ゼネラルユニオンは抗議行動を通じてこれらの問題に対して改善を求め、より良い同志社を築くための努力を続ける姿勢を示している。
2024年2月14日、学校法人同志社、同志社大学および同志社女子大学において、ゼネラルユニオンの組合員と支援労組の代表者らが抗議行動を行った。組合員は学校法人同志社に対し、従業員の雇用に関する問題解決を求め、労働契約法に基づく無期雇用の実行を訴えた