大阪全労協定期大会‼

JULY 2023大阪全労協機関紙

7/21/2023

このコロナの3年間で首相は安倍から菅、岸田と変わり、多くの政治課題が私たちに投げつけられてきたが、気がつけば世界は新たな分断と対立、資本主義の終末的危機、レイシズムとセクシズムが跋扈する荒野と化していた。そして国内的には「聞く力」をキャッチコピーとしていたはずの首相がどれほどの悪政・悪法を強行していることか。

その中で働き、生活している労働者の置かれている状況はますます酷くなってきている。その生活を労働者が結びついて支えていく要になるはずの労働運動もまた、困難に追いやられている。

今、大阪全労協の主体的課題は明らかだ。世代交代とジェンダー平等である。これが実現できる道筋を見つけられる議論ができれば、と思っている。

そんな厳しい状況の中で私たちが勝利を得るために、そして私たちの<明日>を語るために、第34回定期大会を開催する。全加盟労組代議員の圧倒的結集で大会の成功を勝ち取ろう。

コロナ感染状況がまだまだ気を抜けないとはいえ、2019年以来、久しぶりにまったく通常形態での大阪全労協第34回定期大会が今夏、開催されることとなった。2020年の第31回大会から2022年の第33回大会までの3年間は、何かしらの制限を加えての感染状況に配慮した開催形態であった。まだ落ち着かない点が多々あるとはいえ、とにもかくにも今年は通常形態開催となった次第である。

NEWS