11.19厚生労働省・財務省交渉
DECEMBER 2021ケアワーカーズユニオン
2021年11月日19、厚生労働省、財務省に対して、危機に瀕する介護保険、障害福祉サービスをめぐる中央交渉が行われた。主催は「なんとかしよう!介護対政府交渉実行委員会」。紹介議員は福島みずほ参議院議員。(他に、10月31日衆院選で当選したての大石あきこ衆議院議員も参加)
岸田内閣の「分配」「公定価格改定」方針の影響で、月額9千円の賃金改善が示されたが、全産業平均との差(8.5~10万円)は大きい。一方、高齢者や利用者の負担軽減の部分についての要求は、例年通り、色よい回答は得られなかった。少なくとも現状では、政府は我々介護労働者と高齢者、利用者の分断統治を継続の構えだ。
介護労働者の抜本的待遇改善、権利としての介護を確立するためには、税の使い方、取り方を含めたありかたの変更が必須だ。生み出された富をどう使うのかという階級的な課題と私たちの要求は直結している。ともに考え、闘おう。