ストップ維新!住んでよかったまち大阪を つくる市民連帯集会
大阪全労協OCTOBER 2021
コロナ危機真っ最中の昨年11月「大阪都構想」住民投票否決以降、表面的には「都構想」論議は沈潜化し、私たちもコロナ感染状況の深刻化によって当面の生命を守る活動に集中せざるをえなくなっていた。しかし、維新は大阪市での条例制定など表紙だけ変えた大都市構想に向けて着々と手を打っている。
それを打ち破る大衆集会が最近なかったが、ようやく9月17日エルシアターにおいて「ストップ維新!住んでよかったまち大阪をつくる市民連帯集会」が開かれた。関西学院大・富田宏治さんの基調講演「維新政治を終わらせる展望」(維新をなぜ終わらせなけれ
ばいけないか、わかりよい内容だった)をメインに、オンライン参加も含めた市民5人からのリレートーク、西谷文和さんの「パワポで見るアベスガ政治の終焉と維新政治の実態」という内容であった。
富田さん、西谷さん、池田市長選総括報告の松岡さんも含めて、多くの発言者が来たるべき選挙での投票率アップに議論を集中させていた。折しも集会の少し前に野党4党の政策合意が発表されたばかりだ。議会主義一辺倒で世の中は変わらないが、さりとて議会選挙を軽視しても労働者の生活は変わらない。とりわけ大阪での維新打倒はまさに焦眉の課題。この集会をステップに総選挙・地方選挙での自公維打倒、野党勝利を実現させよう!