「大阪全労協」機関紙原稿第32回大会告知

来たる7月24日(土)14時より、大阪全労協第32回定期大会がエルおおさか606を会場に開催される。昨年の第31回大会はコロナ危機の中で大会代議員を各労組1名の会場参加に限定し残りの代議員は委任状提出という制約された形態でおこなったが、今年の第32回大会では各労組の代議員の会場参加を1名に限定せずに規約に基づく代議員数の会場参加を認めることとし、新たに今大会ではじめて代議員のオンライン参加による代議員権行使を認めることにした。もともと会場は全代議員数の2倍以上の定員がある部屋で参加者同士の距離をきちんと確保することができ、さらにマスク着用・手指消毒などの対策を施したうえで、安全かつ民主主義的権利を十分に行使できる大会運営をめざしたい。

労働運動への期待は大きい
もとより、アベ・スガ政権が民衆の生活無視・民主主義の形骸化を露骨に進行させ、大阪の地方政権である維新がこのコロナ危機の中で<命よりカネ>の新自由主義的教理を大っぴらに展開させている現在の状況において、労働運動が担っている課題と使命には極めて大きいものがある。この1年間取り組んできた成果とでき切れなかった課題を明らかにしながら、今後の闘いの方向性をみんなで議論したい。

各加盟労組におかれては、大阪全労協第32回大会の成功に向けて、参加代議員選出、提出レポート作成、役割分担決定など参加体制の構築にご協力をお願いしたい。

30周年記念行事は延期
なお、本来ならば今大会とセットで企画が進行していた大阪全労協結成30周年記念行事も来年以降に延期することにした。また、例年ならば講演や映画などの企画を内容とする大会第2部および大会終了後の交流会も、とっても残念だけど今年は実施しないこととなった。

ここ数年、大阪全労協は加盟労組数・登録組合員数・大会代議員数のいずれも微減状態である。しかし、このコロナ危機に突入してからの労働相談に現れているように労働運動に救いの手を求める労働者は確実に存在している。そこに応えることのできる社会的労働運動をみんなの力でつくりだそう!