5.1メーデー130周年記念大会 - 2020メーデー民主労総宣言文


先ず、の爆発事故で犠牲になった労働者の冥福を祈ります。
産業災害追放の月、4月の終わりに道利川で38人の建設労働者、移住労働者が凄惨な犠牲になりました。10人が重軽傷を負い、この内の9人は身元確認も難しいほど凄惨な現場だったそうです。迅速で、徹底した真相調査と、責任者処罰と再発防止対策が樹立されなければなりません。
私たちは死亡事故が繰り返されない最も近い道は、重大災害企業処罰法を制定することだと確信します。民主労総は亡くなった故人一人ひとりの冥福を祈り、愛する家族の突然の死を見なければならない遺族に、深い慰労の言葉を申し上げます。また重軽傷を負われた労働者の一日も早い快癒を祈ります。

メーデーが130周年になりました。
メーデーは130年前の1886年、8時間労働制を勝ち取るためのアメリカの労働者の激しいストライキ闘争を記念すべく、1889年にパリで開催された各国の労働者代表の国際会議で、51日を世界労働節と決めました。メーデーはこの地の圧倒的多数者である働く労働者、自らの労働で世の中を動かしている労働者の日です。

韓国は、独裁政権によって、御用暴力集団に過ぎなかった大韓国労総の創立記念日(310)をメーデー記念日としたり、政権によって「勤労者の日」に名称が歪曲されてきた辛い歴史もありました。
しかし87年労働者大闘争を経て、民主労総を中心に、ただの一年も欠かすことなく、世界の労働者、韓国の労働者の誕生日として、政権と資本のあくどい弾圧の歴史を突き抜けて前進する誇らしい労働者の団結と連帯、闘争の精神を刻み、知らせていく日としてきました。
そして創立から25周年になる2020年、全国民主労働組合総連盟は100万の組合員と共に、第一労総、代表ナショナルセンターとしてそびえ立つことになりました。


今日2020年メーデーは、全世界の労働者が前例のない痛みと苦痛の中で迎えています。
全世界をパンデミックに陥れたCOVID-19で、320万人の感染者と23万人に近い死亡者が出ています。先ず、COVID-19の感染と拡散を防ぐために、今も第一線で奮闘している韓国を含む全世界の防疫当局、保健医療と公共部門、公務員労働者に深い感謝のご挨拶を申し上げます。この方たちの労働と献身が、生命と安全のためにどれ程大きな社会的価値を持ったか、協同と連帯がどれ程大きな力を発揮するのかを見せています。
しかしCOVID-19の影響は防疫水準に止まってはいません。国内、国家間の移動が2ヶ月以上も止まった状況で発生している実物経済の崩壊は、また別の危機として迫ってきています。
多くの国がCOVID-19の余波で、消費、供給、投資が中断され、経済危機に駆け上がっており、輸出入など全世界の供給の鎖もまた断たれています。国際労働機構、国際通貨基金など各種の国際機構が、世界大恐慌以後で最悪の経済危機、雇用危機だと警告し、経済成長率もまたマイナスの逆成長を予告しています。
大企業中心の輸出主導型の韓国経済もまた同様です。COVID-19の長期化で触発された韓国の経済危機が、全産業と地域に拡散の岐路にあります。
速度の差はあっても「有給休暇、無給休職、勧告辞職、整理解雇」が公式化され、零細労働者、非正規職労働者から、急激に雇用危機に陥っています。航空、観光、飲食業から始まり、3月に22万人以上が雇用を失うなど、雇用大乱が現実化されています。全産業に拡がるのは時間の問題と言えます。

このような状況で、メーデー130周年になる2020年の今日、『メーデー精神』を再確認しましょう。
COVID-19災難の時期に、民主労総は核心議題として「すべての解雇禁止と脆弱階層に対する生計所得保障、社会安全ネットの全面拡大」を決めました。これは130年前に、シカゴの労働者が8時間労働制を叫んで激しいストライキ闘争を展開したその時の、その切実さと同じです。50年前に全泰壱烈士が勤労基準法を遵守せよと全身を燃やした、その精神と一致します。

民主労総は社会的な交渉による解決と社会的連帯に集中して、全社会的な闘いを準備します。
民主労総は経済難局を突破する方案として、政府に『COVID-19危機克服のための労使政非常協議』を提案しました。そしてすべての企業に対する金融支援の時に、解雇禁止を前提とすることを要求しています。政府の素早い肯定的な回答と迅速な議論が必要です。
民主労総は5月、6月に連帯と協同の場を準備して、解雇禁止と生計を保障せよという国民的世論を作り、74日には全国の労働者が結集して、10万全国労働者大会を開催します。
民主労総は雇用保険法、制度を全面的に再改正することを要求し、立法化されるまでは『一時的な失業基金』を作るように、政府に強く要請します。民主労総もまた社会的な連帯を強化して、多様な方法で参加します。
583の市民、社会、宗教団体で構成された『COVID-19経済危機対応市民社会対策委』と共に、COVID-19以後の対案社会のための協調を高め、脆弱階層のいない『死角地帯ゼロ時代』全国民運動を創り出します。

COVID-19以後は、今と全く違う世の中でなければなりません。
今、世界は『価値観と経済体制、そして社会文化体制』の再確立を要求されています。新自由主義の世界化に対する破産宣告が下され、帝国主義グローバル資本の利潤搾取構造も崩れ落ちています。アメリカの世界のリーダー国の地位は今や存在しません。
感染病の危機の日常化が予告される中で、すべての国が、各自の生き残り、自立の道を求めて新しい国際秩序に備えているこの時、韓国もCOVID-19以後を準備し、対案秩序を模索しなければなりません。
財閥主導の輸出中心経済システムでは、持続可能な成長が不可能だということが証明されています。中小企業と創意的な経済主体が結びついた、内需中心の自立的経済システムが構築されなければなりません。そのためには『賃金主導、所得主導成長』という労働尊重経済政策が、より一層確かな位置を占めなければなりません。民主労総は人間中心の新しい労働尊重社会、不平等と両極化のない新しい世の中を主導的に準備します。

2500万労働者、全国民の力と声が必要です。
民主労総は危機克服の過程で、また別の不平等と社会的な災難が派生してはならないと考えます。災難支援と経済危機対策において、どこの誰も排除されたり差別されないように闘います。政府の政策が特権的な少数のためのものにならないように闘います。
今の災難の時期に、自由な解雇ができるようにしてくれという資本の貪欲を代弁する経済人総連を糾弾してください。財閥が1000兆ウォンの倉庫を開けて、総帥の私財を供出し、解雇禁止宣言など社会的な責任をまっとうすべきだと、声を上げてください。

全世界の労働者に呼び掛けます。
『万国の労働者よ 団結せよ!』COVID-19以後の新しい世界変革を主導する全世界の労働者の闘いと国際連帯に、共に奮い立ちましょう。民主労総は国際労総、各国のナショナルセンターに『代表者テレビ会議』を定例化しようと公式に提案します。

誇らしい100万民主労総組合員の皆さん!
今こそ真に、COVID-19の困難にぶつかったすべての労働者との階級的団結、社会的連帯を積極的に実践しなければならない時です。

先ず、民主労総100万組合員すべてが、手を強く握り合いましょう。下請け、派遣、日雇い、特殊雇用職など、非正規職労働者が、元請けとの交渉によって、主体的に雇用を守り、勤労条件を向上させられるように支援し、連帯の闘いをしましょう。

民主労総100万組合員が、どこからも保護されない労働者に先ず手を差し出しましょう。韓国社会の絶対多数であるこれら脆弱階層の労働者の生計と雇用のための闘いと、『共に生きる社会的連帯』を、多様で自発的な宣言と方法で共にしましょう。

メーデー130周年の今日、民主労総は『20205.1メーデー』を基点に
  • 『死角地帯ゼロ時代』を切り拓いて、COVID-19以後の不平等・両極化のない新しい世の中を主導していくことを宣言します。
  • 非正規職と未組織労働者、社会的弱者を包み込んだ『すべての労働者の民主労総』として、新たに生まれ変わることを宣言します。
  • 階級連帯、社会連帯を実践的な価値として再確立し、『名実共に2500万労働者の代表組織』として、強固にそびえ立つことを堂々と宣言します。


202051
全国民主労働組合総連盟