教育合同委員長:年頭あいさつ

大椿裕子執行委員長

私たちは黙らない


新しい1年が始まりました。

年末年始バルセロナに滞在していました。元旦の朝、いつもより人通りの少ない街を散歩していた時のことです。アパートのバルコニーに吊された1枚の横断幕の言葉に目が止まりました。そこには「スペイン政府は私たちの民主主義を殺したが、カタルーニャ人を黙らせることはできない」と書かれていました。

2017年10月1日カタルーニャではスペインからの独立を問う住民投票が行われました。住民投票は独立支持派が勝利しましたが、今でも独立運動を率いた活動家や政治家が拘留され、亡命を強いられている者もいます。家々のバルコニーには、彼・彼女らの釈放を求める意思表示として、旗や横断幕、イエローリボンが掲げられていました。

この横断幕を目にした時、「辺野古に基地はいらない」と何度選挙で民意を示しても、その民意を徹底的に踏みにじり、辺野古に土砂を投入し、工事を強行する日本政府と、それでも諦めずに抗議の声をあげ、キャンプシュワブ前に座り続ける人々の姿が思い浮かびました。この言葉は「日本政府は私たちの民主主義を殺したが、沖縄の人々を黙らせることは出来ない」にそのまま置き換えることが出来ます。

沖縄のことに限らず、この6年で安倍政権は、あらゆることに渡り私たちの民主主義を数の力で殺してきました。ここで諦めれば、私たちは永遠に民主主義を手放すことになるでしょう。教育現場を取り巻く状況も、さらに息苦しさを増しています。このまま黙り続けるか、職場の仲間や保護者、市民らと手を取り声をあげ行動に移すか、私たちが問われています。正念場の時。私たち教育合同は、この1年も黙らず、声を上げ続けます!