謝罪文手交!ウィザス支部の正当な訴えが実る

大阪教育合同労働組合
2017年5月30日、塾や通信制高校を経営する株式会社ウィザスが、団交を通じて知り得た教育合同組合員の名前を、赤文字で示したリストを社内メールで社員に一斉送信するという事件が起きました。組合員の名前を一方的に漏洩するなど、決してあってはならないことです。組合弾圧と受け取られても仕方ありません。本件について会社は、10月4日、教育合同に対し、謝罪文を手交しました。

以下に謝罪文の全文を掲載しますが、この文面を勝ち取るために組合は、妥協なく団体交渉と折衝を重ねてきました。かかった時間は、なんと1年4ヵ月!

この間、赤字で表記された組合員らは同僚から好奇の目で見られることもありました。また種々の心なき声を受け、大変心を痛めてきました。その状況下でも交渉を続けられたのは、「決して妥協しない」という支部組合員の結束力があったからです。

まだまだ、社員の待遇改善が必要なことは山ほどあります。組合員からも、そうではない社員からも、悩みの声が多数聞こえてきています。それらの声に耳を傾け、共に職場をより良くしていくために、ウィザス支部はこれからも努力を続けていきます。

・・・・・・・・・・・・・・以下、謝罪文・・・・・・・・・・・・・・
2018年10月4日

大阪教育合同労働組合執行委員長大椿裕子様
ウィザス支部支部長蓑田智洋様

株式会社ウィザス
代表取締役社長生駒富男

【貴組合ウィザス支部組合員氏名赤文字掲載リスト誤送信についてお詫び】

前略

貴組合と団体交渉を実施しておりますウィザス支部組合員氏名赤文字掲載リスト誤送信について謝罪致します。

2017年6月2日実施の当社個別指導部門の「社内研修」の実施に向けて、研修グループのメンバー構成を調整しておりました。貴組合との過去の団体交渉にて、「パワハラ行為を受けた」と主張を受けた対象者について、会社としては最終的にパワハラ行為とは認定しておりませんが、行きすぎた指導があったことは認め、研修時のグループ編成において、貴組合員と同グループにならないように配慮する為、貴組合員の氏名を赤文字にて記載し、研修グループのメンバー構成を調整しておりました。

同年5月30日、個別指導部門の研修実施関係者への研修グループ分け表の連絡時に貴組合員の氏名が赤文字になっている作成時のリストを誤って添付し、メール送信致しました。事務手続き上のミスとは言え、これまで貴組合との団体交渉において解決の過程で知り得た情報を協定内容に反して、第三者に貴組合の組合員加入状況を公にしてしまいました。その点につきまして、遺憾の意を表しますと同時に貴組合及び組合員の方々に多大なるご迷惑をおかけいたしました事について、謹んでお詫び申し上げます。

今後、このようなミスが二度と発生しないよう、社内チェック体制の強化と社内重要資料の取り扱いを厳重に管理してまいる所存でございますので、何卒ご容赦いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。早々