米朝、南北首脳会談を経て朝鮮半島の冷戦は終結へ

時代というのはなかなか変わらないよ うでいて、変わるときには信じられない 速度で急展開するものらしい。昨今の朝 鮮半島情勢を見ていると、そう感じずに はいられない。

昨年の今頃は、いつ戦争がはじまって もおかしくない状況にあった。北朝鮮は 核実験や弾道ミサイル発射を繰り返し、 トランプは国連総会で「我々は北朝鮮を 完全に破壊するしか、選択の余地はない」 と演説した。

しかし、平昌五輪に北朝鮮が代表団を 派遣し、その後に南北首脳会談が開催さ れ、「冷戦の産物である長い分断と対決 を一日も早く終わらせ、民族的和解と平 和繁栄の新たな時代を果敢に切り開き、 南北関係をより積極的に改善し発展させ ていかなければならない」との板門店宣 言を発した。

 その後も幾多の曲折はあったが、6月 12日には米朝首脳会談が実現した。こ の首脳会談の合意内容は抽象度が高く、 非核化をはじめ今後の進展にも不確定要 素が満載で、マスコミを含めて識者たち の評価はわりと厳しい。にもかかわらず、 米韓軍事演習は中止され、時代は間違い なく前に向けて進んでいる。

こうした情勢を前向きに評価した関西 の運動圏では、来る7月27日(朝鮮戦争 停戦協定65周年の日)に「東アジアに平 和を!キャンドル行動」というアクショ ンを靭公園で開催し、難波までのキャン ドルデモの実施を確認している。ちなみ に、そのキャンドルは韓国からプレゼン トされたものを使用する予定。

今後とも事態は紆余曲折するに違いな い。ならばこそ、国際世論や周辺国の忍 耐強い努力が不可欠となる。これまでの ような「圧力一辺倒」の安倍政治そのも のも変えさせていかなければならない。 少なくとも戦争状態が回避され、平和で あることほど尊いものはない。そのこと を胸にキャンドルを灯そう

これまで大阪全労協のニュースは幹事会 ごとの発行でしたが、今号以降は毎月1 日の発行とします。各組合への配布は幹 事会になると思いますが。なお、8月 は休刊となります。