兵庫大学:賞与大幅!学科間で削減率に格差

交渉で、学科間賞与差別を撤回! 

兵庫大学(兵庫県加古川市)は、3月下旬に開催した2018年度の予算説明会で、2017年度は4.1ヵ月だった教職員の賞与を、大幅に削減すると発表しました。それだけではなく、看護学科および保育科の.8ヵ月の賞与を支給するが、現代ビジネス学科の教員に関しては、2.0ヵ月にまで賞与を減額すると発表したのです。賞与額に学科間格差を設けるというこの差別的な決定に対し、学内では衝撃が走りました。

一律3.8ヵ月に上方修正!組合は、賞与の大幅削減と学科間格差の撤回を求め即団交を申し入れました。4月26日に開催された団交冒頭、法人は「2017年度の決算がほぼ確定した結果、上方修正となり、また2018年度学生数も確定したことで、2018年度の収入予算は当初より増額になった。増額分は賞与削減の見直し費用に充当し、賞与を一律3.8ヵ月とする」と回答しました。
法人は、予定よりも学生数が増えたことが上方修正の理由であるとしましたが、学生数の増加は微増に過ぎず、それのみで大幅賞与削減を回復することは困難です。法人が提示した資金収支予算書には不明瞭な箇所も多く、詳しい費目等の開示を求めました。

学生集められなかったら賞与削減の厳罰措置?組合は、賞与の削減額に学科間格差を設けた理由を尋ねました。法人は、「学科間格差を設けなかった場合、賞与は一律2.7ヵ月となった。これでは現在、兵庫大の財政を大きく支えている看護学科の教員が流出する可能性があると判断し、収容定員の充足率をもとに各学科の削減率を決定した。看護学科が立ち行かなくなれば、大学そのものの存続が危うくなる」と回答しました。組合は「まるで、収容定員未充足の学科教員にペナルティを課しているようだ」「労働者の間に分断と差別を生むこのような決定は、今後行うべきではない」と伝え、賞与等について学科間格差を付けないことを書面で約束することを求め、法人はこれに合意しました。

全教職員に対し、早急に賞与の見直しを報告したかった法人は、この日、団交の場での合意を組合に求めました。組合は、減額した賞与の回復基準も示さないまま合意を迫ることは順番が違うと伝えた上で、引き続き団交で協議することを約束させ、賞与一律3.8ヵ月に合意しました。

継続団交で今後も徹底追及!この他、通常の定期昇給が4号俸、例外として2号俸の年もあったのに対し、今年度は職員に知らされぬまま1号俸になっていること等を指摘し、今後も継続して団交していくことを大学側と確認しました。