労組法違反とされた高槻市が府労委を訴えた行政訴訟:大阪地裁「組合員の卒業 式参加拒否は不当労働行為」と改めて判決

高槻市が大阪府(大阪府労働委員会)に対して、2016年10月14日に発令された不当労働行為救済命令の取消を請求した行政訴訟の判決が、2017年10月2日に言い渡された。

大阪地方裁判所は判決で、大阪府労働委員会によって不当労働行為として認定されていた、AETとして高槻市立の小学校で勤務していたゼネラルユニオン組合員が卒業式への出席を禁止された件については明快に、府労委と補助参加人であるゼネラルユニオンとの見解を支持した。

「卒業式への参加拒否は労組法違反」―判決文15・16頁

「本件組合員が平成26年度卒業式への出席を認められなかったことは、労組法7条1号本文前段、及び4号の『不利益な取扱い』に該当する、と認めるのが相当であり、原告(高槻市)の主張は採用できない。」

「以前においては、本件英語指導助手が、市立小学校の卒業式への参加を希望して断られたことはなかったのに、組合員は平成26年度卒業式への参加を希望して断られた。」

「当該取扱いは、市立小学校における労働者の一般的認識に照らして、通常不利益なものと受け止められるし、労働者らの組合活動意思が委縮し、そのために、組合活動一般に対して、制約的効果が及ぶようなものであると認められる。」

「このような不利益取扱いは、当該労働者の権利や法律上保護に値する利益を侵害される場合に限られるものではなく、また、広く精神的待遇等について不利益な差別的取扱いをなすことを含むものと解するのが相当である。」

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From: ゼネラルユニオン