ケアワーカーズユニオン各職場の春闘

福島医療生協


1. 非正規雇用労働者にも公正な賃金を実現しよう。
医療生協では、パート職員にも定期昇給や一時金があります!けれど専門職(レントゲン技師や理学療法士)には、昇給も一時金もありません。経営状態から昇給は難しいとしても、ほか全員が一時金をもらう時期に、その人たちだけゼロというのは経済的問題だけでなく、気持ちの上でこたえます。額の問題はともかくも、絶対に出してほしいと粘って、検討課題となりました!

2. 働きやすい医療生協にしていこう。
地域の医療サービスを利用者の立場で提供する医療生協は、働く人にとっても優しい場所であってほしいですね。有給休暇を捨てることなく使える職場にして欲しい。やむを得ない残業は、キチンと要求できる職場にして欲しい。パワハラ・セクハラ窓口を誰でも使いやすいものにして欲しい。現場スタッフの声を聞いて、働きやすい職場へと改善していくシステム(現場会議)を作って欲しい。

3月8日の団交でぶつけました。職場を良くしていくための交渉が、いよいよ本格化します。

山紀会


団体交渉が3月21日、4月25日と行われました。病院分会・介護事業部分会、初めての共同した団体交渉が始まりました。いい加減な態度でノラクラする経営(代理人)との粘り強い交渉です。

1. 病院での従業員代表選挙への介入を許さない!
従業員代表選挙のやり方がおかしいと質問書を提出したところ、質問者の意向を確かめることなく署名入りの用紙を無断で張り出す、署名したメンバーを個人面談で委縮させる、などが起こりました。こんなことがまかり通ってはモノも言えない職場になってしまう、と組合が公然化しました。
病院の事務局は、委縮させるようなことは言っていない、間違ったことはしていないと、事態を全く理解していません。今後も継続して追及していきます。

2. ベースアップせよ!
定昇以外はゼロ回答です。医療・介護分野では、厳しい状況が続いているのは事実ですが、良質な医療・介護を守りながら、どのように生き延びていくのか、というビジョンを示すことが必要です。パート職員の時給・一時金アップ、一時金の評価ポイント値上げ等、課題は山積みです。

そのためにも、法人の財政資料(各事業所ごとの損益計算書)が必要。会社は、介護事業関係の資料を出すことに同意しましたが、病院に関しては強く拒んでいます。

3. パート職員の労働条件を向上させよ!
山紀会とりわけ介護事業部にはパートなどの非正規雇用労働者がほとんどいません。パート労働者が少ないからと言って、賃金規定もなく、入職した時期によって賃金や一時金の扱いがバラバラです。

長年の要求により、やっと時給が、介護福祉士が1100円、ヘルパー2級が1000円に決まりました。定期昇給、一時金などについてもバラバラで労働条件があいまいなため、募集しても人が集まらない状態となっています。

組合からは、パート労働者の労働条件の明確化や条件向上のために、就業規則に明記するように求めていますが、法人は、パートの雇用戦略が決まっていないし、パート数は少数だから就業規則に乗せる必要はないと平行線です。数年越しの課題ですが、少しずつ良くなっていることも事実!

4. 夜勤手当の病院間格差、病院介護職の資格手当の格差を改善せよ!
医療と介護は報酬の構造が違う!と説明もなく、結論ありきのゼロ回答。「看護師の夜勤手当の病院間格差についても、経過があって異なっている」と理由にもならない理由でゼロ回答!

同じ労働であって賃金が異なる合理的理由を説明せよ!また格差を是正するだけの原資がないと主張するならば、病院の経営状態を明らかにせよ!

5. 働きやすい職場に!
◆週の所定労働時間が他より短いので、これ以上、休暇は増やせない!
◆ケアマネ試験合格者の研修期間が、今年から長くなったのは知らなかった。調査し検討する。
◆業務中のやむない事故は、会社が負担する。
◆保育料支援は、恩恵として行っているので、就業規則には明記しない。
◆マイナンバーはなくても受け付けるという会社の統一的対応ができていないことは謝罪する。文書でそれを回すことはできない。
◆その他、働きやすい職場としていくための様々な交渉を継続して行っています。

交渉は少しずつ進んでいますが、最大の問題は、実際的な経営者が出てこないこと。今後どのような医療・介護を担う事業所としていくのか。それを担う労使の関係を作っていくのか。交渉には、山紀会の今後をめぐる重要な課題がいっぱいです。代理人ではなく経営者こそが組合と膝詰めで考えていく課題です。

孝生社大阪老人介護


分会としての抗議行動がいよいよ始まります。5月8日10時から。来られる人は来てください!
巡回しない・申し送りしないワーカー。数々の違法行為。1月だけで利用者4名死亡など。聞きしに勝る荒れ切った職場です。

生活保護の横領などで告発を準備しながら、組合としては労働債権を中心に申し入れと抗議行動でのぞみます。違法職場を許さない、利用者と労働者を守る闘いとなります。

株式会社 穂の香(ピースフリー正覚寺)


求人票では宿直勤務で「仮眠あり(21時―5時)」のはずが嘘ばっかり。見回りが21時、0時とあり、深夜の呼び出しがしょっちゅう。時給換算したら時間当たり539円と最賃割れ。おまけに布団は不潔きわまりない。いろいろ訴えても、正社員は見下した態度で、忘年会の景品を変えろと強制したり、パワハラがいっぱい。

ということで5月12日、団体交渉です。