大阪全労協第28回定期大会開催間近

大会時代を切り開くためにもうひと頑張り


大阪全労協の定期大会が迫っている。 今年は第28回大会だから、結成されて 30年近い歳月が流れたことになる。当 時、各組合の主力メンバーは前田さんた ち一部を除いては30~40歳代、団塊 世代を中心とした集まりだった。それか ら30年近くが経ち、主力メンバーのほ とんどは定年年齢を超えてしまった。

それでも大阪全労協は健在である。む しろ、参加組合も人数も少しではあるが、 増えている。ただし団塊世代では、労働 者・労働組合の課題と、政治的社会的課 題はそのままリンクしていたが、若い世 代では同じようにはいかない。さらには 政治的・社会的課題自身の幅が広がり、 それぞれの関心の方向も人それぞれであ る。

ということで、大会や毎月の幹事会・ 事務局会議、あるいはときどきの学習集 会・交流集会の持ち方にも相応の工夫が 必要となる。現在もそれは意識して取り 組まれてはいるが、さらに創意工夫を凝 らさなければならない。役員構成ももう 少し若返りを考える必要がある。

さて、今回の大会の第2部はも、今国 会でついに通過した「共謀罪法」をテー マにした講演学習を行う。講師は、この 問題で一貫して弁護士会でも先頭になっ て訴えてきた永島靖久弁護士。共謀罪は 1800年のイギリスで「団結禁止法」とし て制定されたのが嚆矢といわれる。労働 者が労働組合として団結することが、企 業家の自由な経済活動を妨げるという理 由だった。今回の講演学習会でも、そう いった歴史的な経緯も触れられることだ ろう。

大阪全労協の定期大会が終わると、続 いておおさかユニオンネットワークの定期総会が8月2日の夜、エル大阪で開催 される。こちらは大阪全労協以上にネッ トワーク組織としての色合いが濃く、総 会議事そのものは30~40分で終わり、メ インは記念講演になる。今回の記念講演は大阪労働者弁護団にお願いし、労働法 制改悪のなかでも労働時間問題、加重労 働、時間規制などをテーマに報告をいた だく。講師は大阪労働者弁護団の代表幹 事・中島光孝弁護士。
From: 大阪全労協機関紙 311号2017年7月