春闘決起集会、西日本春闘討論集会を経て

3月17日春季大阪総行動へGO!


 

79936-pict2月9日ユニオンネット春闘決起集会


恒例の春闘決起集会は2月9日、エル大阪南館ホールで開催された。講演は金光男さん(在日韓国研究所)による「朴大統領退陣と民衆運動」。日本の春闘集会のテーマに韓国の大統領退陣運動を取り上げるのは異例のことではあるが、ソウルで最大150万人もの人びとが結集した背景に、韓国での社会的格差の拡大、労働政策の改悪、財閥や高位層への特恵(徴兵や進学など)があり、そうした階層構造の変革を求める市民政治革命であること、そうした人びとの怒りに韓国労働運動(韓国労総、民主労総を問わず)も寄り添っていることなど、考えさせられる内容だった。集会ではほかに、大阪労働者弁護団の近藤弁護士による「安倍政権の働き方改革とは何か」と題する特別報告もなされ、日本の長時間労働の問題点などが指摘された。さらにJAL争議団、全日建、教育合同、電通合同、ケアワーカーズユニオンなど参加組合からのアピールを受け、団結ガンバローで締めくくった。

2月25日~26日西日本春闘討論集会


今年は広島市での開催。1日目は中岡全労協事務局長の春闘方針提起、大阪労働者弁護団の中島光孝弁護士による記念講演「同一労働同一賃金と労働契約法20条」がメイン。現地実行委挨拶で川田澄全港湾中国支部常任顧問が春闘の歴史から説き起こして現在の春闘に階級性と社会的課題への闘いを復権させよう、という話は非常に示唆に富むものだった。

各地からの報告では、大阪の電通合同マーケティング・アクト当該の組合員から力強い訴えがあり、会場から大きな拍手が上がっていた。また、森友学園-日本会議-安倍政権の癒着構造について各地で問題として取り上げてほしい、という要望が訴えられた。今回の集会で特筆されるべきことは、徳島全労協大鵬薬品労組から3人の若者が参加していたこと。彼らがオッサンたちに囲まれながら少年のような微笑みを浮かべている様子は今後に明るいものを感じさせた。

最後に中岡事務局長より集会集約として、「障害」者や外国人労働者の差別問題についての指摘は貴重な意見として受け止めたい、「日本を世界で最も会社が活動しやすい国にする」という安倍政権の方針に歯止めをかけるためにストライキも含めた闘いを展開するとの集約があり、みんなで団結ガンバロー!の声を挙げて終了した。

3月17日大阪総行動へ


今年の春季大阪総行動は3月17日(金)に実施される。昨年と同様に日本航空、大阪市役所、喜多商店、新栄ライフサービス、マリーマーベルなどのほか、電通合同のマーケティング・アクトお全港湾大阪支部の海田工業といったご新規さん(?)もあり、現時点で9ヶ所の要望がある。ユニオンネットワーク結成以来の恒例の行動、いわば「春の風物詩」(?)でもあり、明るく元気よく取り組みたい。そして、各組合の春闘の取り組みを共有化し、交流するための春闘交流会は4月27日にエル大阪で開催される。
【大阪全労協機関紙2017年2月307号】